こんにちは、
コロナも気づけばあっという間にあけて、国際旅行の波が戻ってきました。
誰でも最初は旅行初心者!
最初の一歩を踏み出せば、今まで生きてきた価値観などがひっくり返る驚きとワクワクの世界が待っています。
2回目以降はもっとワクワクの連続になるでしょう。
その第一歩を踏み出すための渡航ステップを書いています。
特に常夏で、日本からも比較的近いフィリピン!
今回は、日本(東京)からフィリピン(マニラ)へ初めての海外旅行をするためのステップバイステップガイドをお届けします。特に、費用を抑えるためにLCC(格安航空会社)を活用する方法について詳しく説明します。これを読めば、海外旅行の準備から帰国まで安心して旅を楽しむことができるでしょう。
ステップ1:パスポートの準備
まず、海外旅行にはパスポートが必要です。まだ持っていない方は、近くのパスポートセンターで申請しましょう。通常、申請から受け取りまで約1週間から10日ほどかかります。
ですが、下記は注意が必要です。詳しくは最寄りのパスポートセンターの情報を確認しましょう。
・新規でパスポートを作成する場合は「戸籍謄本」が必要です。
‐この戸籍謄本取得のために、帰省しないと取れない場合があります
・申請費用がかかります。
‐パスポートの有効期限は5年または10年から選べますが、5年でも申請費用に1万円以上かかります。ちょっとした出費にはなるので注意しましょう。
また、有効期限が5年のパスポートは黒色の表紙、10年は赤色の表紙のパスポートが渡されます。赤色が好みで10年を選択しがちな方は、その分費用も上がります。
・パスポート用の写真。
‐これは運転免許証も同様ですが、有効期限が切れるまでその写真がパスポートに乗ります。最初はその見栄えを気にする方もいますので、事前に有効な写真規格を確認のうえ写真を撮っておきましょう。
ステップ2:フライトの予約
LCC(格安航空会社)を利用することで、飛行機代を大幅に節約できます。以下のLCCをチェックして、最もお得なフライトを予約しましょう:
- ジェットスター
- セブパシフィック
- エアアジア
- ZIPAIR
これらの航空会社は東京(成田空港または羽田空港)からマニラ(ニノイ・アキノ国際空港)までの直行便を提供しています。早めに予約するとさらに安くなることが多いので、旅行の日程が決まったらすぐにチケットを購入しましょう。
また、飛行機代をとことん抑えたい場合はtrip.comのような一括比較サイトを使って最安のチケットを探してみることをお勧めします。
ステップ3:宿泊先の選定
マニラには様々な宿泊施設があります。初めての旅行であれば、中心地であるマカティやBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)に滞在するのがおすすめです。ここには多くのホテルやゲストハウスがあり、安全で便利です。オンラインの宿泊予約サイトを使って、自分に合ったホテルを見つけましょう。
こちらも一括検索できるtrip.comやトラベリストなど一括で検索できるサイトを使って予約しましょう。
ステップ4:旅行保険の加入
海外旅行には思わぬトラブルがつきものです。旅行保険に加入することで、万が一の病気や怪我、盗難などのトラブルに備えましょう。保険会社の比較サイトを利用して、自分に合ったプランを見つけてください。
特に初めての海外旅行は加入しておくといいでしょう。
またそういった手続き経験の蓄積にもなります。
※今はネット型旅行保険を利用することで費用を抑えつつ充実した保険を申し込めます。
※保険は必ず出国前までに申し込むようにしましょう。規定で出国後に申し込んでも無効になります。
ステップ5:荷物の準備
LCCでは、手荷物の重量制限が厳しいことが多いです。必要最低限の荷物をコンパクトにまとめましょう。以下のチェックリストを参考にしてください:
- パスポートと航空券
- クレジットカードと現金(フィリピン・ペソ)
- 衣類(軽い服装と薄手のジャケット)
- 洗面用具
- スマートフォン関連
必ずパスポートと航空券は再確認しましょう。最悪この2つがあれば出国できます。
<通貨>
クレジットカードやデビットカードはすでに持っていれば現地でも多々使えます。
フィリピンの通貨はペソです。現金のペソも出国前に1万円分ほど用意しておきましょう。※少し割高になりますが、成田空港や羽田空港の両替で十分です。
※1ペソ=2.7円くらいです(2024年7月時点)
なので、現地の金額を3倍すればざっくり日本円に換算できます。
なおペソは紙幣で1,000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ(1,000ペソ紙幣が最高額)。
コインで20ペソ、10ペソ、5ペソ、1ペソの構成です(まれに1ペソ以下のセントコインもあります)
出国前に両替する際、1,000ペソで受け取るのはできる限り避けましょう。
500ペソや100ペソ紙幣を持っておくことをお勧めします。
というのも、現地で現金しか使えない時、1,000ペソは金額が大きすぎる且つ相手もお釣りを十分に持っていないこともあります。
特にフィリピン入国直後はちょっとした現金払いが必要なケースがあるため小さい金額の紙幣を持っておくことをお勧めします。
<服装>
フィリピンは1年を通して常夏です(常に30度前後の気温)
そのため現地ではいつでも夏服を用意します。ですが、飛行機内では空調がかなり効いてる場合もあるので、薄めの羽織る服を持っておくとよいでしょう。
<洗面用具>
洗面用具に関しては、機内持ち込みの観点で注意してください。
機内に持ち込めるものは液体物を含め規定があります。液体物に関しては基本スーツケースに入れて空港のチェックインの際に預けましょう。
<スマートフォン関連>
フィリピン国内では日本国内で使用しているスマホ等は電波が拾えないためインターネットを使ったサービスが使えません。
1週間程度の旅行であれば海外用の持ち運びWi-Fiを契約しておくといいでしょう。
またフィリピン国内ではコンセントから出る電圧が日本と異なります。
(日本では100Vに対してフィリピンでは220V)
大概のスマートフォンやPCは日本国内で買ったものでも、フィリピン国内の電圧には耐えられますので、普段通りコンセントにさして充電しても大丈夫でしょう。
ですが、ドライヤーなどの家電製品は電圧に耐えられず故障する可能性がより高いので、日本から持っていくことは避けた方がいいでしょう。
※なおコンセントの型は日本もフィリピンもAタイプですので、基本的に変換プラグの準備は必要ありません。
ステップ6:空港へのアクセス
成田空港や羽田空港へは、公共交通機関を利用するのが便利です。成田空港へは京成スカイライナーや成田エクスプレス、羽田空港へはモノレールや京急線を利用しましょう。
余裕を持って出発することで、思わぬトラブルを避けることができます。
ここは少し交通費がかさんでも利便性や時間を重視して上記の公共交通機関を利用した方がいいでしょう。
なお、羽田空港を利用する際は特に出発ターミナルに注意しましょう。ターミナル間の移動が若干面倒です。
ステップ7:マニラ到着後の移動
マニラに到着したら、タクシーや配車アプリ(Grab:グラブ)を利用して宿泊先まで移動しましょう。
空港内にはタクシー乗り場がありますが、空港内にはいたるところにタクシーの客引きが待っていてどんどん声をかけに来ます。
(この光景は初めての海外旅行の方には困惑するかもしれませんが、大丈夫なように説明しますね)
フィリピンでは日本でいう白タクがたくさんいます。マニラの空港で待っているタクシーも多くが白タクです。
ですが正直言うと、マニアの空港からホテルまで行くのには白タクでもそこまで問題ないです。
※というのも、正規のタクシーを見つけるのが大変なのと、白タクでも日本のタクシー料金と比べたらまだ割安なので。
一番の難関は目的地をあなたが説明でき、相手方が正しく理解できるかです。
それがうまくいけば、大体の距離感で相手方が金額を出発前に伝えてきます。(むしろいくらなのかを必ず乗車前に確認してください)
仮に1,000ペソを要求されても日本円で3,000円弱です。
現地相場からはかなり高いですが、日本と比べたらそれでも安いので、そこは覚悟を決めてお願いしちゃいましょう。
(このタイミングで現金が必要になるので、事前に用意をしておくようにステップ5で両替について書いています。)
ホテルに着いたら、GrabというUberのようなタクシーを呼べるアプリがあるので、それをインストールしクレジットカードを登録して使えるようにしておいてください。
以降はこのgrabを使って移動しましょう。
ステップ8:観光スポットのチェック
マニラには見どころがたくさんあります。以下のスポットを訪れてみてください:
- – イントラムロス(歴史的な城壁都市)
- リサール公園(フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールを記念する公園)
- SMモール・オブ・アジア(アジア最大級のショッピングモール)
- フィリピン国立博物館**(フィリピンの歴史と文化を学べる博物館)
これはあくまでも一例です。
多くのサイトでマニラの名所や穴場を紹介しているサイトがあるので、参考にしながらプランを立ててみましょう!
ステップ9:フィリピン料理を楽しむ
フィリピン料理はバラエティ豊かで美味しいです。アドボ、シニガン、レチョンなどの伝統料理をぜひ試してみてください。
現地のレストランや屋台で手軽に楽しむことができます。
なお、現地のレストランの相場は日本とそんなに大差ありません。ですが屋台に行けば割安な現地料理が食べられます。
ステップ10:帰国の準備
帰国前には、航空会社のウェブサイトでフライト情報を確認し、チェックイン手続きを済ませましょう。マニラから成田空港または羽田空港へのフライトもLCCを利用することで、リーズナブルな料金で帰国できます。
以上が、東京からマニラへの初めての海外旅行を成功させるためのステップです。準備をしっかりと行い、安全で楽しい旅を楽しんでください。
新しい世界をあなたへ!